[日記]
一般的な現象
過去に記憶したAとBのペアを再度目にした時や耳にした時に、AとBの両方の名称は思い出せるが、どちらがAでどちらがBかわからない現象の問題である。
解決方法1)順番に意味があると考える
名称を思い出した順番に意味があると考え、思い出した名称を左から順番に当てはめる方法であり、よくやる解法。
ぐりとぐらのケースで考えると、左の生物が「ぐり」、右の生物を「ぐら」とする。
- 例1:ダブルユーの写真を見た時には、左の人物を加護、右の人物を辻とする。
- 例2:左に立っているのがおすぎで、右に立っている人物がピーコである。
- 例3:ジャムファーストを先に思い出したので、ジャムファーストである。
解決方法2)二つで一つと考える
個々を判別することは意味のないことであると考え、ペアであることに意味を見出す解決方法。
「ぐり」と「ぐら」ではなく「ぐりとぐら」と考えるべきで、どちらが「ぐり」か「ぐら」かは問題ではないと考える方法。
- 例1:加護辻は二人だからこそダブルユーである。
- 例2:おすぎとピーコはおすぎとピーコという一つの運命共同体である。
- 例3:ジャムもクリームも結局は一緒に食べるから、順番なんてどっちでも良い。
解決方法3)内容こそが重要である
どっちがどっちということよりも、その内容に重きを置くことによって問題をすり替える方法。
どちらが「ぐり」か「ぐら」かを思い出すより、「ぐりとぐら」の本の内容が思い出すほうが重要である。
- 例1:ダブルユーの代表曲ってなんだっけ。
- 例2:おすぎとピーコはなぜ人気なのか。
- 例3:スコーンを食べるときのマナーよりも、美味しく食べる方法が知りたい。
解決方法4)ググる
スマートフォン等を持っていればすぐに集合知の恩恵に授かることができる。現代人がよくやりがちな解法。多用すると考える力が失われると言われている。
画像検索をした結果、タイトルの「ぐりとぐら」は「ぐり」が青字、「ぐら」が赤字だから、青い服を着ている左の生物が「ぐり」で、赤い服を着た右の生物が「ぐら」である。
解決方法5)不良設定問題であるとする
「ぐりとぐら」の画像を見る限り、「ぐり」と「ぐら」は非常に酷似しており、その個体判別方法は服の色くらいしかない。服を入れ替えられたら判別不可能であるし、そもそも絵がいびつだ。作者のさじ加減で「ぐり」と「ぐら」はその存在を入れ替わることが可能であるとし、これは不良設定問題である。
- 例1:加護と辻は整形手術で入れ替わることが可能である。
- 例2:色メガネを交換されたらたまったもんじゃない。
- 例3:ジャムファーストもクリームファーストも存在する。どちらか片方しか先に塗れないのに、両方共ファーストとはおかしい。これは矛盾である。
おわりに
先日初めてスコーンを食べましたが、スコーンはやわらかいクッキーみたいな感じでした。クロテッドクリームはバターのような優しい味がし、ジャムは苺で、両方つけて食べると美味しいし、片方だけつけて食べても美味しい。色々な食べ方をして楽しみました。もちろん紅茶と一緒に頂きました。とても美味しかったです。